巡行の開始


まずは新町通りを北へ向かってスタートします。その後、縄の方向を変え、バックする形で四条通りへ出て行きます。まずは町内に挨拶をする意味で、町の北端まで行きます。


山鉾には方向転換をする機能がないため、90°方向転換をしたい場合は、車輪の下に割竹を敷き、水で濡らして滑りを良くして、横方向から綱で引っ張って方向転換します。これを「辻回し」と呼び、巡行のハイライトのひとつになっています。


四条新町の辻回しを無事に終えると、見送りと呼ばれる、山鉾の後方に付ける懸装品を付けます。南観音山の見送りは、加山又造の「龍王渡海図」で、赤地に竜が映える逸品です。巡行の殿を務める南観音山の見送りは、つまりは祇園祭自体の見送りでもあり、それに相応しい作品といえるでしょう。

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